2018年2月23日金曜日

八坂神社

~祇園の疑問は間違いだらけ~

京都旅行4日目は、さすがに連日の歩き疲れでクタクタなので(;´・д・)11時まで家でウダウダしつつ、マンションから徒歩20分の所にある『八坂神社(やさかじんじゃ)とその近所という楽な旅にすることにしました。
ヽ(•̀ω•́ )ゝ





『四条大橋』から眺める鴨川です。ここまでも天気には恵まれましたが、今日は特に晴天で青々としています☀ 

『四条大橋』から祇園(ぎおん)の街並みを進んで『八坂神社』へと向かいますが、何気に今回の旅で初めての祇園です。やっぱりいつでも人で一杯です。









まもなく『八坂神社』へ到着。さすがに京都の中心に位置する有名観光スポットだけあり、人で一杯です。

まぁここは京都に来たらとりあえず行っておけ!って所ですし、おいらも前回の17年前に京都に訪れた時に行っているので、今回の旅では珍しく懐かしいと思いました。



そんなメジャースポットの『八坂神社』ですが基本情報としては、毎年7月に「京都三大祭」「祇園祭」が行われることで有名です。おいらも以前に京都1ヶ月生活を考えた時は7月に訪れようと思ってました。


正月三が日に初詣に訪れる人は約100万人に登り、京都府下では『伏見稲荷大社』に次ぐ2位とのことですが、むしろ『伏見稲荷大社』1位なのかよ!って事の方にびっくりですΣ(゚Д゚;)



創建に関しては諸説あり、656年に高句麗から来た伊利之使主(いりしおみ)素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀ったのが始まり説と、876年に僧の円如(えんにょ)が寺院を建てたのが始まり説があるみたいです。


当初は『祇園社(ぎおんしゃ)と呼ばれ祇園天神牛頭天皇(ごずてんのう))を祀っていて、後に現在の祭神の素戔嗚尊も祀る様になったようです。


それからは神様を祭る寺院という感じで『延暦寺』の末寺になったりそこから独立したりもしつつ、「祇園祭」と共に町衆に支えられてきて、

そして明治元年の1868年の神仏分離令によって『八坂神社』となって現在に至るとのことです。


祇園祭」は、元々は疫病を鎮めるために869年に御霊会(ごりょうえ)が行われたのが起源となっていて、これが970年から毎年行われるようになって、どんどん現在の形になっていったようです。

「祇園祭」「京都三大祭」というだけではなく、大阪の「天神祭」東京の「神田祭」と並ぶ「日本三大祭り」でもあるので一度は行っておきたいですね。(と言いつつおもいっきり地元の「神田祭」に一度も行ったことないんだけどさ(^_^;))








『八坂神社』狛犬は角有りと角無しコンビです。デザイン的にもここの子達は格好いいですね♪






そしてこの「西楼門」の脇にいるのは、通常よく見掛ける仁王像ではなく随身(ずいじん)という平安時代の貴族の護衛役の木像です。





「西楼門」を潜った先の参道には出店もちらほら。





参道を抜け境内に到着。さすがににぎにぎしいですね。





「舞殿」「南楼門」。ここは夜のライトアップも綺麗です。

今回の旅は体力温存のため、夜はほとんど出歩かず家で体力温存に努めていましたが、『八坂神社』は24時間開いていて近所にあるんだから一度は夜も観に行っておけば良かったかも。





こちらが正門の「南楼門」です。どうしても大通り沿いの「西楼門」の方が正門っぽいのでこちらから入ってしまいますが、次に訪れた時にはちゃんとこちらも利用したいですね。

ちなみに「南楼門」は昨年140年ぶりに改修工事が行われたばかりなので、綺麗な真っ赤でした。





こちらは「能舞台」。新年や「祇園祭」の時なんかにイベントが行われます。





そして「本殿」です。

『八坂神社』では「本殿」「拝殿」を一つの屋根で覆った「祇園造(ぎおんづくり)という建築様式になっていて、このタイプは『八坂神社』でしか見られません。





「本殿」の奥に『平家物語』ゆかりの「忠盛灯籠(ただもりとうろう)があります。歴史を感じさせる趣きのある一品です。


そう言えば『平家物語』と言えば冒頭部分の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、~」の「祇園精舎」ってどこのことだろう?まさか『八坂神社』のこと?って思って調べてみたら。。。

「祇園精舎」ってのはインドのシュラーヴァスティーってぇ所にある寺院のことで、日本にはそんな所は無いんだってさ(゚Å゚;)マジカ?

しかもそこには鐘すら無いんだって(゚Å゚;)イメージカ?





『八坂神社』の境内には沢山の摂末社がありますが、中でも有名なのが宗像三女神(むなかたさんじょしん)を祀る『美御前社(うつくしごぜんしゃ)です。

宗像三女神多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)多岐津比売命(たぎつひめのみこと)市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)の三神からなる海の神様ですが、中でも一番人気が美人の神様と言われている市杵島比売命です。

そのため『美御前社』も美容のパワースポットとして人気で、写真の右下に見えます「美容水」は2、3滴つけると美肌になるそうです。
*。+゚人'∀'○) ☆○o






とりあえず御朱印をもらったり、お参りをしつつ、あれッ!?『八坂神社』って意外と狭いと思いながら『円山公園』へと向かいましたとさ。





※ところで最後に軽いグチ。今回の記事で『ぎおん』という字を変換すると『祗園』って出て来たので何も考えずにこの字を使っていたけれど、正しくは『祇園』で、氏の下に下線が付かないのが正しいようで、全部書き直しました。(-ω-;)

漢字自体も別物で、”祇”は”ギ”と読んで”土地の神”という意味で、”祗”は”シ”と読んで訓読みだと”つつし-む”と読んで意味も”つつしむ、うやまう”ってなるわけで。

下線がある『祗園』ってのは神奈川県川崎市や奈良県に『祗園町』というのがあるのでそこから予測変換登録されているみたいだけど、そのせいか京都の方の『祇園』でも『祗園』と誤字ってる所もあって。。。

え~い!!ややこしいわ!! (# ゚Д゚)、

とりあえず京都『祇園』下線が無いのが正しい字なので、皆様も特に変換する時は誤字にお気を付けください。







『八坂神社』の御朱印>



※今回は『八坂神社』御本社の御朱印のみ頂きましたが、他にも計10枚の摂末社の御朱印に、限定の「青龍」の御朱印、『祇園祭』の時期限定の「御霊会」の御朱印、年末年始限定の「恵方」の御朱印等沢山あるようです。

この後もこんな感じに1ヶ所で大量に頂ける所がありましたが、御朱印集めてる人ってやっぱりこれ全部頂いてるんですかね?
御本社以外は全部貼るタイプの物の様です)

今にして思えば素戔嗚尊を表す『悪王子社』『美御前社』の御朱印は頂いても良かったかもしれません。







『八坂神社』

参拝時間・境内自由
    (社務所は9:00~17:00)
祭神・素戔嗚尊、櫛稲田姫命、八柱御子神
ご利益・家内安全、病気平癒、試験合格、良縁成就、商売繁盛、各種除災安全など
交通アクセス
 京阪『祇園四条駅』から徒歩5分
 阪急『河原町駅』から徒歩8分
 バス『祇園』から徒歩すぐ

HP・http://www.yasaka-jinja.or.jp/

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