~赤提灯に誘われて~
『大谷祖廟』北門を出て『円山公園』の自動車道をそのまま直進。道なりに進んでしばらく行った先に小さな神社があります。
ここは『吉水弁財天堂(よしみずべんざいてんどう)』です。
『吉水弁財天堂』は1190年頃、北に隣接している『安養寺(あんようじ)』の鎮守社として慈鎮和尚(じちんかしょう)が建立したのが始まりです。
その後1868年の廃仏毀釈による『円山公園』の整備に伴い『安養寺』が現在地に移され、『吉水弁財天堂』は『安養寺』の飛地境内となりました。
名前に付いている吉水は、この地に古くから「良い水」の霊泉が湧いていたことに由来するそうで、神社の裏手には「御滝場(みたきば)」がありますが、残念ながら既に水は枯れていてトマソンと化しています(´・ω・`)
しかし境内の一角に「法然上人 閼伽の水(ほうねんしょうにん あかのみず)」という井戸があり、こちらは未だに水がこんこんと湧いているため、吉水はまだ健在の様です。
ちなみに”閼伽(あか)”ってのは仏前などにお供えする水のことで、吉水は名水の一つに数えられてはいるものの飲用では無いので、残念ながら一杯やれそうにはないですねw 凵c(・∀・ ) カンパーイ
こちらは「本殿」。当然祀られているのは水の神弁天様です。地元では「円山の弁天さん」なんて呼ばれているそうです。
弁天様を祀っている神社って赤々しくて派手なイメージがありますが気のせいですかね?(・w・) ここも真っ赤な提灯が沢山ぶらさがっていて目を引きます。
個人的に弁天様自体に赤いイメージがあるけれど、これは「うる星やつら」に出てくる弁天様のイメージなのかね?(古ッ!)
ちなみにここの社務は全く人のいる気配がありませんでしたが(参拝者はそこそこ居た)、タイミングが良ければちゃんと御朱印もらえたんですね。(・ω・)
『吉水弁財天』
参拝時間・境内自由
祭神・弁財天
ご利益・技芸上達、学術向上、等
交通アクセス
京阪『祇園四条駅』から徒歩15分
阪急『河原町駅』から徒歩18分
地下鉄『東山駅』から徒歩15分
バス『祇園』から徒歩10分
HP・http://kyototravel.info/yoshimizubenzaitendou
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