2018年2月23日金曜日

吉水弁財天

~赤提灯に誘われて~

『大谷祖廟』北門を出て『円山公園』の自動車道をそのまま直進。道なりに進んでしばらく行った先に小さな神社があります。



ここは『吉水弁財天堂(よしみずべんざいてんどう)です。



『吉水弁財天堂』は1190年頃、北に隣接している『安養寺(あんようじ)の鎮守社として慈鎮和尚(じちんかしょう)が建立したのが始まりです。

その後1868年の廃仏毀釈による『円山公園』の整備に伴い『安養寺』が現在地に移され、『吉水弁財天堂』『安養寺』の飛地境内となりました。


名前に付いている吉水は、この地に古くから「良い水」の霊泉が湧いていたことに由来するそうで、神社の裏手には「御滝場(みたきば)がありますが、残念ながら既に水は枯れていてトマソンと化しています(´・ω・`) 





しかし境内の一角に「法然上人 閼伽の水(ほうねんしょうにん あかのみず)という井戸があり、こちらは未だに水がこんこんと湧いているため、吉水はまだ健在の様です。

ちなみに”閼伽(あか)ってのは仏前などにお供えする水のことで、吉水は名水の一つに数えられてはいるものの飲用では無いので、残念ながら一杯やれそうにはないですねw 凵c(・∀・ ) カンパーイ





こちらは「本殿」。当然祀られているのは水の神弁天様です。地元では「円山の弁天さん」なんて呼ばれているそうです。

弁天様を祀っている神社って赤々しくて派手なイメージがありますが気のせいですかね?(・w・) ここも真っ赤な提灯が沢山ぶらさがっていて目を引きます。

個人的に弁天様自体に赤いイメージがあるけれど、これは「うる星やつら」に出てくる弁天様のイメージなのかね?(古ッ!)


ちなみにここの社務は全く人のいる気配がありませんでしたが(参拝者はそこそこ居た)、タイミングが良ければちゃんと御朱印もらえたんですね。(・ω・) 







『吉水弁財天』

参拝時間・境内自由
祭神・弁財天
ご利益・技芸上達、学術向上、等
交通アクセス
 京阪『祇園四条駅』から徒歩15分
 阪急『河原町駅』から徒歩18分
 地下鉄『東山駅』から徒歩15分
 バス『祇園』から徒歩10分

HP・http://kyototravel.info/yoshimizubenzaitendou

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