2018年2月20日火曜日

雨宝院

~京の純な名水が西陣織の魅力の源~

『首途八幡宮』をちょっと北に進んだ所に手持ちの京都ガイドブックのマップには、『本隆寺』という結構な規模のお寺が記されているのにピックアップされていないので、アレッ!?と思いつつ地図の所に行ってみると。。。







一昨年から改修工事に入ってしまい、本堂の完成は5年後、祖師堂の完成は8年後って結構大規模な工事をやっていて、全く拝観出来ないようです(´・ω・`)

法華宗真門流の総本山とのことで、結構由緒あるお寺だったようですが今回は残念ながら。




『本隆寺』脇の狭い道を進んだ所に次の目的地『西陣聖天宮(にしじんせいてんぐう)こと「雨宝院(うほういん)があります。


       ※『本隆寺』沿いの南門


       ※こっちは西門


       ※右側が『本隆寺』ですが、壁が面白いですね。



ここまでちょっと変わった寺社ばかりだったので、4件目にしてようやくお寺らしい境内のある所に来れましたね(=ФωФ=)








『雨宝院』の見所は、まずは西陣5名水の1つ「染殿井(そめどのい)があります。

水飢饉の際にも枯れなかったと言われるほど豊富な水源だったようで、名前が ”あめのたから” というのもその辺が由来なのかな?

また染物がよく染まる清らかな水とのことで、西陣の職人たちにも重宝されたそうです。ここで西陣織が発展したのは、それだけこの辺一帯の水が良かったからなんでしょうね。



『雨宝院』の他の見所としては、御衣黄桜(ぎょいこう)歓喜桜観音桜松月桜など珍しい桜が色々とある隠れた桜の名所のようですが、見頃は4月中旬なのでまだまだ先ですね(-ω-)


あとは「観音堂」に安置されている「千手観音立像」も見所なようですが、拝観するには事前予約が必要なようなので、今回は残念ながら
(-~-)



結局『雨宝院』では、軽く境内の散策と御朱印をもらっただけで終わりました。写真もあんま撮ってないし、「染殿井」の写真くらい撮っとけよな、ったく(・3・)




   ※なんか庭に飾ってあった狛犬たちの写真を撮ってましたw



狭いながらも見所豊富なお寺で、お花見の穴場スポットとして良さそうです。その時は忘れずに「観音堂」の予約も (・∀・)





『雨宝院』の御朱印>









『雨宝院』

開門時間・9:00~17:00
観音堂 拝観料・500円(要予約)
宗派・真言宗泉湧寺派
御利益・商売繁盛、病気平癒
交通アクセス・
 バス「今出川浄福寺」から徒歩5分
 バス「千本上立売」から徒歩5分

HP・https://www.uhoin.com/

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