2018年2月21日水曜日

稲荷山(下り)

~稲荷山裏ルートの社巡り~

前回の記事で「稲荷山」頂上の一ノ峰に到達したので、下山します。




ここまでは基本、開けた石段&鳥居の道を登ってきていましたが、こっちは山道を鳥居を潜りながら進んで行く感じです。


少し進んだら『春繁社(はるしげしゃ)があります。春繁大神を祀っています。








ゆるやかに降りていく石の道もあれば



軽く急勾配の石段を下っていく所もあったりします。




この辺りを登っていくのは地味にキツそうだし結構ここから何もないただの山道が続くので、大体一定のペースで登っていきつつ、要所要所に神蹟があるので適度に休めたこの<反時計回りルート>の方が楽な感じがします。



しばらく山道をテクテクと降りて行った後、ようやく『御劔社 劔石(長者社神蹟)(みつるぎしゃ つるぎいし ちょうじゃやしろしんせき)に到着。






ここは天下五剣の1つ「三日月宗近(みかづきむねちか)を作ったことで知られる刀鍛冶三条宗近(さんじょうむねちか)の作品として有名な「小狐丸(こぎつねまる)を、ここで稲荷大神の助力を得て作ったという伝説があるとのこと。



ちょっと先を進むと『薬力社(やくりきしゃ)があります。薬力大神を祀り、健康にご利益があります。





『薬力社』の隣りには『石井社」、咳の神様を祀っている『おせき社』などもあります(写真は無し)。






このまままっすぐ鳥居の道を進むのが正規ルートですが、『薬力社』の脇道から山を下りていくと『傘杉社(かさすぎしゃ)があります。ここは傘杉大神を祀っています。






更に先へ進みますとどんどん寂しい山道になっていき、他に人がほとんどいないため正しい道をちゃんと進んでいるのか?というよりもこの道を進んだ先に何かがあるのか?という不安も頭をよぎりますが。。。





しばらく歩くと鳥居が見えたのでその先を進むと。




何やら注連縄を付けた怪しげな石の鳥居が Σ( ̄□ ̄ ||

鳥居を潜った先に「清滝勤番所」なる建物がありましたが既に閉鎖となっていました。





そして清滝大神を祀っている『清滝社(きよたきしゃ)がその隣りにあるのですが、人の手が入らなくなってしまっているのかすっかり苔まみれになってしまっていて、それがまた不気味な雰囲気を醸し出しています
((( ;゜ Д ゜)))










こちらは拝殿の横にある清滝です。





やっぱり個人的には、こういう人の手が掛かっていない裏寂れた不気味な雰囲気の所の方が好みのようですね(^ω^)来るのはちょっと大変でしたが、来てよかったです。



さて山道を登っていって鳥居の道へ合流します。






「清滝」からの道と鳥居の道との合流地点周辺には七神蹟の最後になります『御膳谷奉拝所(おぜんたにほうはいじょ)があります。




しかしここには神蹟は無く、それでも七神蹟の1つとなっている理由として、稲荷大神が鎮まるとされる三ヶ峰の神々に神饌をお供えする「御饗殿(みあえどの)「御甕殿(みかまどの)があったからとのことです。

そして『御膳谷奉拝所』で、ようやく「稲荷山」の御朱印を手に入れることが出来ました。長かったー!(´Д`)


何となくだけど<時計回りルート>で来るとわりかし早い段階で御朱印を頂いてしまって、その後で色々な所をお参りすることになってしまうのに対して、

<反時計回りルート>で来れば、色々な所をお参りしてきた上で最後の七神蹟となるここで御朱印をもらうことになるので、こっちの方が達成感がある気がする。

やっぱり色々な意味でこっちの<反時計回りルート>の方をおいらは推奨します(`・ω・´)



この後は眼の病の御利益があることで知られる「眼力さん」を祀っている『眼力社(がんりきしゃ)へ。







えびぞりキツネが可愛いです♪

旅行直前に年末の人間ドックで引っ掛かった眼底検査の再検査を行ったら更に引っ掛かってしまって、旅から戻ってすぐに再々検査が待ち受けているというブルーな気分であるので、念入りに祈っておきました(-人-)
※注・再々検査の結果、異常なしでした(´Д`;)



この後は『大杉社』を通過して「四ツ辻」へ戻ってきて、そのまま「三ツ辻」へ行き麓へ戻る帰りの道へ。





「三ツ辻」の先はどうやら裏参道のようで、比較的明るい感じの道が続きます。途中に色々と社がありましたが、お腹も空いたので駆け足。
 ε= ((ε( o・ω・)oスタコラサッサ







※写真撮ってない所も結構あります。



このまま一気に帰るつもりでしたが、途中気になる所があったので立ち寄り。



『明竹稲荷宮(ひろたけいなりのみや)こと『腰神不動神社(こしがみふどうじんじゃ)です。

足腰の健康を守ってくれるとのことですが、ヘルニアに苦しめられているおいらにゃ絶対にお参りしておきたい所です。(≧ 0 ≦C ))

とは言え現在、肝心の社殿は工事中でしたので、こちらで参拝。




ここで『腰不動神社』の御朱印ももらえるとのことですが、タイミングの悪いことに団体客が先に列を為して待っている上に、1枚書くのに結構時間が掛かるようで、頂けるまでここで約15分も待つことになってしまいました。(;´Д`)ハラヘッター



ちょっと先に『伏見豊川稲荷本宮(ふしみとよかわいなりほんぐう)があります。



『豊川稲荷』は愛知県豊川市にある寺院です。稲荷なのに寺院?

そう『豊川稲荷』真言密教荼枳尼天(だきにてん)を祀っているので、宇迦之御魂神を祀っている『伏見稲荷大社』とは同じ稲荷でも別の派閥になるのです。この2つは「日本三大稲荷」と言われ、もう1つは諸説あります。


『伏見豊川稲荷本宮』の隣りにあったお土産屋の軒先に気になる物があったのでちょっと立ち寄ってみました。すると中でお店の人が何やら御朱印を書いているじゃないですか。

どこにもそんなこと記載されていないのに、こんな所で思いがけず『伏見豊川稲荷本宮』の御朱印を頂くことが出来ました。書いてもらっている人をたまたま見てなかったら絶対にスルーしてましたね。


しかもここお金は取らないとのことで、ちょっと気が引けたので迷っていた軒先にあったお土産を御朱印代代わりに買うことにしました。


こんな感じに意外な所で御朱印を頂ける所が他にもきっとあったんでしょうね。



更に先を進むと『小松社』『脳天社』が並んでましたが、さすがに写真を撮っただけで先へ進みます。





更に進むと『荒木神社(あらきじんじゃ)がありました。





ここまでの小さな社と違ってちゃんとした規模の神社なので、さすがにここには寄り道。

荒木大神を祀り、縁結びの御利益のキツネ人形で有名な所だそうです。縁結びは男女だけでなく「人や物の縁」も結ぶそうです。



更に進んだ所に『四季の味 おくむら』という町家カフェがあり、ようやくここで昼食。ヾ(○´∀`*○)ノ





今回はここでおしまいで、次の記事で食事と「稲荷山」の残りを書いて『伏見稲荷大社』を終わらせたいと思います。





『稲荷山』の御朱印>


     ※『御膳谷奉拝所』で頂いた稲荷山」 のもの




      ※団体と待った『腰神不動神社』のもの




     ※思いがけず頂いた『伏見豊川稲荷本宮』のもの



※調べてみたら、なんか『奥の院』でも頂けたそうです。orz







『稲荷山』

・御朱印の授与時間

本殿・8:30~16:30
奥社奉拝所・8:30~16:00頃
御膳谷奉拝所・8:30~15:30頃
腰神不動神社・不明
豊川稲荷本宮・不明(お土産屋の営業時間中だから17:00くらい?)

荒木神社のHP・https://arakijinja.jp/

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