2018年2月24日土曜日

渡月橋

~自然に溶け込む橋~

いよいよ嵐山のシンボル『渡月橋(とげつきょう)に来ました。



こちらは渡月橋』の南側にあります『嵐山公園(あらしやまこうえん)です。少しゆっくりと散歩したくもありましたが、結構お腹が空いてきたので入口周辺をさらっと見ただけですw







それにしても人気スポットとは聞いていましたが、予想以上の人込みでちょっと驚いています。

日本人もですが、それ以上に外国人が多い印象ですね。



『渡月橋』が出来たのは840年前後、『法輪寺』虚空蔵菩薩像を持ってきた道昌(どうしょう)によって架けられたのが最初です。

その後17世紀に入って、豪商角倉了以(すみのくら りょうい)によって現在の位置に移され、昭和9年に現在の橋が完成され今に至ります。

ちなみに『渡月橋』という名前は鎌倉時代に亀山上皇(かめやまじょうこう)が、橋の上空を移動していく月を眺めて

くまなき月の渡るに似る

と感想を述べたことから名付けられました。



橋脚と橋桁は鉄筋コンクリート製ですが、欄干部分は木造となっているため、周りの景色と溶け込んで非常に風情のある佇まいとなっており、この自然と文明が一体化した感じが特に外国人に人気なんですね。



『渡月橋』が架かっている川は一般的には桂川(かつらがわ)と呼ばれていますが、正確には『渡月橋』の下流、『松尾大社』方面に向かう川が桂川で、『渡月橋』の上流、亀岡方面に向かう川が大堰川(おおいがわ)、更に先が保津川(ほづがわ)となります。そのため川下りが「保津川下り」となるのですね。

なんだかややこしいですが、ただし行政上は全て桂川で統一されているそうですけれど、せっかくだからちゃんと使い分けた方が粋ですね。



こちらは大堰川です。良い景色ですね~ (*´∀`*)





桂川の写真はこれ位しか無かったです。「渡月橋」から望む嵐山の写真も撮り逃しているし、橋の反対側からの写真もちゃんと撮っておけばよかったですね。 (´・ω・`)



景色は素晴らしく橋も風情があって良かったものの、仕方のない話ですが人が多過ぎるのはやっぱり難点ですね。本当は橋の真ん中でゆっくりと佇んで景色を堪能したかったですが、立ち止まれる感じではなく橋の上で写真を撮るのも一苦労でしたからね。(^_^;)

1年で一番観光客のいないシーズンでこれだけですから、桜や紅葉等のピークの時なんかはとんでもない事になってそうですね。


嵐山に宿泊して早朝とかに行くべきなのかな?(゜Д゜) 夜の『渡月橋』も綺麗だろうし、今度通常の2~3泊程度の旅行をする時はそうしようかね。

嵐山にはもうちょっと景観が綺麗な時期にまた再訪したいですね。




さて、この旅行の数か月後に大雨で桂川が氾濫してしまって『渡月橋』が水没するという事故が起きてしまいました。

2013年にも台風の被害に見舞われましたし、自然と一体化している観光地の怖さをまざまざと見せつけられてしまいました。

本当に何事もなく無事に楽しい旅行を過ごせたのは本当にラッキーでしたし、今年は特に自然災害が目立つ年となっておりますが、皆様も旅行に行かれる際はご注意を。(前回と同じ締めだな)







『渡月橋』

交通アクセス・
 阪急『嵐山駅』から徒歩10分
 嵐電『嵐山駅』から徒歩3分
 JR『嵯峨嵐山駅』から徒歩12分
 バス『嵐山公園』から徒歩すぐ
 
HP・http://www.kyoto-kankou.or.jp/info_search/?id=289&r=1537109969.5227

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