~大人の階段のーぼるー~
阪急嵐山線終点『嵐山』駅に到着!
待望の嵐山に初上陸です。ヾ(*´∀`*)ノ
人気スポットだからかすっごい観光客の数です。土曜日だから更に混んでるとかあるのかな?(・ω・)
『嵐山駅』を出てそのまままっすぐ行けば桂川に出ますが、まずは駅の左側の道を進みます。
狭い道にひっきりなしに車が通ってちょっと危ないですが、歩いて5分位の所にある『法輪寺(ほうりんじ)』に来ました。
『法輪寺』も歴史の古いお寺で、713年に行基(ぎょうき)が『葛井寺(かづのいでら)』として建立したのが始まりです。
その後829年に空海の弟子の道昌(どうしょう)が虚空菩薩像を安置し、868年に『法輪寺』となりました。
ちなみに『法輪寺』の虚空菩薩像は日本三大虚空蔵の一つに数えられていて、あと残りですが。。。
・福島県会津柳津の『円蔵寺』
・三重県伊勢朝熊山の『金剛證寺』
・茨城県東海村の『日高寺』
・千葉県鴨川の『清澄寺』
こんな感じですが、三大っていくつあるねん。
会津柳津の『円蔵寺』だけが確定で、あとの二つに関しては何かてんでバラバラでどれが正式な三大だかはよぅ分からんのですね。
『円蔵寺』は10年以上前に行ったけどなつかしいねー( ̄  ̄*)
『法輪寺』の虚空菩薩は、「嵯峨の虚空蔵さん」と呼ばれ地元の人に親しまれ、3月13日から5月13日(4月13日の前後1ヶ月間)に掛けて「十三詣り(じゅうさんまいり)』が行われ、数え年で13歳の子がお参りにきています。時期的には小学校の卒業&中学校の入学祝いって要素もあるかもですね。
虚空菩薩が知恵の菩薩と言われていて、「十三詣り」で知恵を授かりに行くことから「知恵詣り」とも言われていて、お詣りが済んだ後の帰り道に、『渡月橋』を渡るまでに後ろを振り返ると知恵が本堂に帰ってしまうという言い伝えもあります。
そんな歴史のあるお寺ですが「徒然草」、「今昔物語集」、「枕草子」、「平家物語」など多くの古典にその名前が出てきて、特に「枕草子」では「寺は壺坂、衣笠、法輪」と言われる程です。
では『法輪寺』に伺いますが、中々ハードな石段ですね(-_-;)
ひーこら言いながら上って、無事に境内に到着です。嵐山を借景として良い感じの画です。
何か境内はさっぱりとしていて、実際の敷地面積よりも広い感じがします。
ここの展望台から見下ろす『渡月橋』の景観が有名なのですが、残念ながら展望できるエリアが立ち入り禁止になっていました。 (´・ω・`)
梅も有名ですが、まだ咲き始めたばっかりですね。
『法輪寺』はこの「多宝塔」も有名です。物そのものというよりは、『渡月橋』とか遠くから嵐山を観た時にこの「多宝塔」がひょっこり顔を出す感じが良いアクセントになっているようです。
しかし今回『渡月橋』周辺の写真いっぱい撮っているのに、嵐山に向けて撮った写真が1枚も無いとは。。。(-_-;)
『法輪寺』では毎年2月8日と12月8日に『針供養』が行われます。コンニャクに刺して今まで働いてくれてありがとうゆっくり休んでねと労います。
これは平安時代に清和天皇が「針供養の堂」を建立してから行われている由緒正しき行事で、今でも12月8日の方では皇室からお預かりした針を供養しています。
珍しい「狛丑」と「狛寅」。
丑年、寅年生まれの守り本尊としての信仰も集めています。
さらに「狛羊」。虚空菩薩の使いとも、羊に姿を変えた虚空菩薩とも言われ、頭を撫でると知恵を授かるご利益があります。
「寺務所」は普通に開いていたけれど、御朱印について触れていなかったのでそのまま立ち去ってしまいましたが、普通にもらえたみたいです。
(´・ω・`)
旅も5日目になりますが、気にせずとりあえず御朱印あるか聞いてみる様になるのはもうちょい先ですね。
『法輪寺』
開門時間・9:00~17:00
宗派・真言宗五智教団
御利益・裁縫・服飾・芸術など技芸の上達、丑年、寅年
交通アクセス・
阪急『嵐山駅』から徒歩5分
嵐電『嵐山駅』から徒歩10分
JR『嵯峨嵐山駅』から徒歩17分
バス『嵐山公園』から徒歩3分
バス『嵐山駅前』から徒歩5分
HP・http://www.kokuzohourinji.com/
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